訪問鍼灸のヒヤリハット|情報が揃わないまま施術に入りかけた日

この記事は、

訪問鍼灸の現場で、
施術の依頼を受けたものの、

情報が揃わないまま
施術を進めそうになった

日の話です。

避けられるのは、

・情報が揃わないまま施術を始めること

です。


現場の前提

75歳くらいの男性。

歩行能力は
かなり低下していました。

既往には

・閉塞性動脈硬化症
・アルコール依存

認知機能の低下も
少し見られました。

近しい方の紹介で
訪問鍼灸の依頼がありました。


施術の相談

まずは
話を聞きます。

・今通っている病院
・鍼灸の経験
・既往

基本的なことを確認します。

その時は
ヘルパーさんもいて

一緒に話に入ってくれました。

問題は
特に見えませんでした。

そこで
施術を始めました。


後日電話

後日

別の訪問鍼灸事業者から
電話がありました。

その方が

すでに施術をしている

とのことでした。

自分は
その事実を知りませんでした。

混乱させてしまったことを
謝り

本人には
既存の事業者に
施術をお願いするよう

伝えました。


本人の言葉

すると本人は

わざと
言っていなかった

とのことでした。

理由は

「下手だから
辞めたい」

というものでした。

ただ
引き継ぎも曖昧だったので

自分は
一度関わりを断りました。


その後

後日
ケアマネから連絡がありました。

既存の事業者には
ケアマネから説明済み。

本人が
どうしても施術を希望している

とのことでした。

そこで

ケアマネ
訪問看護
訪問医

に挨拶をして
状況を確認しました。

それなら
施術を引き受けることにしました。


もう一つの確認

そこで
保険証の確認をお願いしました。

ところが

どこにあるか
分からない。

では
娘さんに確認したいので

連絡先を
教えてください

と伝えました。


怒った理由

その話が
気に入らなかったようで

本人は
怒りました。

それ以上
譲れるところはなかったので

自分は

「もし嫌なら
ここでやめましょう」

と伝え

施術を
断りました。


今なら置く判断

この経験から
自分が置いている判断はこれです。

情報が揃わないまま施術に入らない。

訪問では

情報が
欠けたまま進むと

後から
大きな問題になります。


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