訪問鍼灸を始める時に最初にやること|届出・受領委任・開業届の流れ

①この記事で避けられること(読む理由)

この記事では、

・何から手をつければいいか分からず、始める前から止まってしまうこと
・保健所、受領委任、開業届の話が頭の中で混ざってしまうこと
・制度の言葉に引っ張られて、順番ではなく不安で動いてしまうこと

を避けるための整理を置いています。

訪問鍼灸を始める時にしんどくなりやすいのは、
手続きが多いことそのものより、
何をどの順番で考えればいいか分からないこと です。

最初に大事なのは、
全部を一気に理解することではありません。
まずは、
どこに何を出すのか
を分けることです。

②誰向けか

・これから訪問鍼灸を始めたい人
・届出や受領委任の順番が分からない人
・開業届はいつ出せばいいのか迷っている人
・制度の入口だけ先に整理したい人

③結論|最初にやることは、保健所・厚生局・税務署に分けて考えること

先に結論を言うと、
訪問鍼灸を始める時に最初にやることは、

・保健所
・厚生局
・税務署

この3つに分けて考えることです。

最初のうちは、
「届出」「受領委任」「開業届」
という言葉だけでしんどくなりやすいです。

でも実際は、

・保健所に出す話
・厚生局に出す話
・税務署に出す話

が混ざっているだけです。

ここを分けるだけでも、かなり整理しやすくなります。

④最初に頭の中で分けたい3つ

訪問鍼灸を始める時に、最初に分けたいのはこの3つです。

1. 保健所に出す話

施術所の形や出張専門かどうかに関わる話です。

2. 厚生局に出す話

受領委任を扱うかどうかに関わる話です。

3. 税務署に出す話

個人事業として始めるための開業届や青色申告の話です。

最初のうちは、
この3つが全部「開業の手続き」に見えます。
でも、中身は別です。

⑤保健所で考えること

まず最初に出てくるのが、保健所です。

ここでは、
施術所としてどう扱うか、
出張専門でどう始めるか、
という入口の話になります。

最初の段階では、
細かい文言を全部覚える必要はありません。

大事なのは、

・自分は出張専門で始めるのか
・施術所を持つのか
・その形なら何を確認すればいいのか

を整理することです。

ここは地域差もあるので、
ネットの情報を見て終わりではなく、
最後は管轄の保健所に確認した方が安全です。

⑥厚生局で考えること|受領委任と施術管理者

次に厚生局です。

ここで関わるのが、
受領委任 です。

受領委任は、
保険請求の流れに関わる仕組みです。
これを扱いたいなら、厚生局への申出が必要です。

あわせて、
受領委任を扱う施術管理者の要件も関わります。

最初の段階では、ここを細かく覚える必要はありません。
ただ、

・保険を扱う前提がある
・その場合、受領委任が関わる
・施術管理者には実務経験と研修が関わる
・厚生局への申出が必要になる

この流れだけは押さえておいた方が整理しやすいです。

研修についても、最初は
「施術管理者には研修が入る」
くらいで十分です。
オンラインか集合かは、その時の案内を見た方が確実です。

⑦税務署で考えること|開業届

もう1つが税務署です。

ここでは、
個人事業として始めるための
開業届
や、必要なら
青色申告承認申請書
を考えます。

ここも、最初のうちは制度の言葉でしんどくなりやすいです。
でも、考えること自体はシンプルです。

・個人事業として始めるのか
・税務署への届出はどうするのか
・経理や申告をどう回すのか

この入口を押さえておけば十分です。

⑧最初に全部を同時にやらなくていい

ここはかなり大事です。

訪問鍼灸を始める時に止まりやすいのは、
1つずつ見ればいいものを、全部同時に考えることです。

たとえば、

・保健所
・厚生局
・税務署
・同意書
・レセ
・カルテ
・営業先
・必要なもの

これを一気に考え始めると、かなりしんどいです。

でも実際は、
全部を同じ温度で考える必要はありません。

最初は、

  1. どういう形で始めるか
  2. どこに何を出すか
  3. 保険を扱うなら何が必要か

この順で十分です。

⑨最初のうちに詰まりやすいポイント

これから始める人が詰まりやすいのは、だいたいこの3つです。

1つ目は、言葉に引っ張られることです。
受領委任、開業届、施術所、出張専門。
言葉が多いだけで重く見えます。

2つ目は、順番ではなく不安で動くことです。
何となく気になるものから触ると、かえって頭が散ります。

3つ目は、制度の細部を最初から全部理解しようとすることです。
最初の段階では、位置づけだけ分かれば十分なことが多いです。

⑩最初は“完璧に理解する”より“順番で分ける”

訪問鍼灸を始める時に大事なのは、
最初から全部を完璧に理解することではありません。

まずは、

・保健所の話
・厚生局の話
・税務署の話

を分けることです。

そのうえで、

・受領委任は厚生局
・開業届は税務署
・施術所や出張専門の確認は保健所

この整理ができれば、かなり動きやすくなります。

⑪まとめ

訪問鍼灸を始める時に最初にやることは、
届出を全部まとめて理解することではありません。

まずは、

・保健所
・厚生局
・税務署

この3つに分けることです。

ここが分かれば、

・どこに何を出すのか
・受領委任はどこで考えるのか
・開業届はどこで考えるのか

がかなり整理しやすくなります。

さらに、保険を扱う前提なら、
施術管理者の要件として実務経験や研修も関わります。

最初に必要なのは、
制度を一気に覚えることではなく、
順番で分けること です。

⑫次に読む記事

受領委任とは何か|これから始める人向けにざっくり整理する
受領委任・償還払い・立て替え払いの違い|窓口負担と実務の言い方を整理する
訪問鍼灸のレセ・カルテ・同意書の基本|これから始める人が最初に押さえること

⑬LINE導線

ここまで読んで、

・自分の形なら何をどの順番でやればいいか整理したい
・届出と受領委任の位置づけを確認したい
・始める前の制度の入口を相談したい

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