整骨院のヒヤリハット|「腕がいいから来なくなる」と思いかけた日
①この記事で避けられること(読む理由)
この記事では、
・患者が来ない理由を1つに決めつける状況
・「技術さえあればいい」という思考停止
・検証をやめてしまう流れ
を避けるための判断を置いています。
②誰向けか
・整骨院、治療院で働いている人
・これから開業を考えている人
・患者数に波があると感じている人
③現場の前提
整骨院で働いていた時の話です
当時は20歳前後
経験も浅く、現場もこれからの時期でした
先輩から言われた言葉があります
「俺は腕がいいから患者が来なくなる」
「治ったら来なくなるからな」
また業界の中でも
・患者が来ないのは技術がないから
・患者が来るのは技術があるから
・うまくいかないのは師匠の教えを守っていないから
という考え方はよく見かけるものでした
④起きたこと
当時はその言葉に対して
「そういうものなのか」と
納得しかけていました
ただ同時に
・本当にそれだけなのか
・他に理由はないのか
という違和感もありました
⑤違和感(ヒヤリ)
もし
「患者が来ない=技術の問題」
と決めてしまうと
・立地
・アクセス
・導線
・説明の仕方
・他院との差
こういった要素を
検証しなくなります
さらに
「腕がいいから来なくなる」
という言葉で
現状を説明できてしまうと
そこから先に進まなくなります
⑥減らせる判断
患者が来ない理由は1つではありません
・技術
・立地
・導線
・時代背景
・競争環境
複数の要素が重なっています
1つの理由にまとめた時点で
検証は止まります
⑦今ならどうするか
・患者が来ない理由を分解して考える
・技術以外の要素も並べて検証する
・「説明できてしまう言葉」を疑う
特に
「腕がいいから来なくなる」
のように
現状を肯定できてしまう言葉は
一度立ち止まって見直す
補足(軽い構造の話)
この構造には
・生存者バイアス
・権威への依存
・時代や環境の違い
といった要素も含まれます
同じやり方でも
前提が違えば結果は変わります
まとめ
このケースで残す判断は1つです
「説明できる言葉」が、正しいとは限らない
むしろ
説明できてしまった時ほど
他の可能性を切り捨てていないか
確認が必要です
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