整骨院のヒヤリハット|「腕がいいから来なくなる」と思いかけた日
整骨院で働いていた頃、「腕がいいから患者が来なくなる」という言葉に納得しかけたことがあります。治ったから来なくなる、技術があるから卒業する。そう説明できる場面もありますが、それだけで患者数の変化を片づけると、立地、導線、説明、競争環境などの検証が止まります。この記事では、現状を都合よく説明できる言葉に乗りかけたヒヤリハットを整理します。
この記事で避けられること
この記事では、
・患者が来ない理由を1つに決めつける状況
・「技術さえあればいい」という思考停止
・検証をやめてしまう流れ
を避けるための判断を置いています。
誰向けか
・整骨院、治療院で働いている人
・これから開業を考えている人
・患者数に波があると感じている人
現場の前提
整骨院で働いていた時の話です
当時は20歳前後
経験も浅く、現場もこれからの時期でした
先輩から言われた言葉があります
「俺は腕がいいから患者が来なくなる」
「治ったら来なくなるからな」
また業界の中でも
・患者が来ないのは技術がないから
・患者が来るのは技術があるから
・うまくいかないのは師匠の教えを守っていないから
という考え方はよく見かけるものでした
起きたこと
当時はその言葉に対して
「そういうものなのか」と
納得しかけていました
ただ同時に
・本当にそれだけなのか
・他に理由はないのか
という違和感もありました
違和感(ヒヤリ)
もし
「患者が来ない=技術の問題」
と決めてしまうと
・立地
・アクセス
・導線
・説明の仕方
・他院との差
こういった要素を
検証しなくなります
さらに
「腕がいいから来なくなる」
という言葉で
現状を説明できてしまうと
そこから先に進まなくなります
減らせる判断
患者が来ない理由は1つではありません
・技術
・立地
・導線
・時代背景
・競争環境
複数の要素が重なっています
1つの理由にまとめた時点で
検証は止まります
今ならどうするか
・患者が来ない理由を分解して考える
・技術以外の要素も並べて検証する
・「説明できてしまう言葉」を疑う
特に
「腕がいいから来なくなる」
のように
現状を肯定できてしまう言葉は
一度立ち止まって見直す
補足(軽い構造の話)
この構造には
・生存者バイアス
・権威への依存
・時代や環境の違い
といった要素も含まれます
同じやり方でも
前提が違えば結果は変わります
まとめ
このケースで残す判断は1つです
「説明できる言葉」が、正しいとは限らない
むしろ
説明できてしまった時ほど
他の可能性を切り捨てていないか
確認が必要です
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