受領委任とは何か|これから始める人向けにざっくり整理する

①この記事で避けられること(読む理由)

この記事では、

・受領委任という言葉だけで身構えてしまうこと
・制度の細かい話を一気に理解しようとして止まってしまうこと
・同意書、カルテ、レセ、受領委任の役割が混ざってしまうこと

を避けるための整理を置いています。

訪問鍼灸を始める時にしんどくなりやすいのは、
制度そのものより、
言葉の意味と役割が分からないこと です。

最初に必要なのは、全部の細かいルールを覚えることではありません。
まずは、
受領委任が何の仕組みか
をざっくり分けることです。

②誰向けか

・これから訪問鍼灸を始めたい人
・受領委任という言葉で止まっている人
・レセ、同意書、受領委任の違いを整理したい人
・制度の入口だけ先に押さえたい人

③結論|受領委任は、保険の請求を患者さんの代わりに進めるための仕組み

先に結論を言うと、
受領委任は、
患者さん側が受け取る療養費の請求を、施術者側が代わって進めるための仕組み
と見れば大きくは外れません。

これを使う前提があるからこそ、

・同意書
・カルテ
・レセ
・請求の流れ

がつながってきます。

最初のうちは、
「何となく保険でやるためのもの」
で終わらせず、
請求の流れの中にある仕組み
として見た方が整理しやすいです。

④受領委任をざっくり言うと何か

受領委任をざっくり言うと、
患者さんが本来行う療養費の支給申請を、施術者側が代わって進める仕組みです。

ここで大事なのは、
「受領委任 = とりあえず保険が使える魔法」
ではないことです。

実際には、

・前提になる書類がある
・必要な確認がある
・請求につながる流れがある

この中の1つです。

だから、受領委任だけを単独で覚えようとすると、かえって分かりにくくなります。

⑤同意書・カルテ・レセとどう違うか

ここが一番混ざりやすいところです。

同意書は、
保険で施術するための前提を作るものです。

カルテは、
何を見て、何をして、どうだったかを残すものです。

レセは、
施術した内容を請求につなげるものです。

受領委任は、
その請求の流れを動かす仕組み
と見た方が分かりやすいです。

つまり、

・同意書が前提を作る
・カルテが中身を残す
・レセが請求の形になる
・受領委任がその請求の流れに関わる

この整理です。

⑥最初に全部分からなくていい理由

受領委任の話は、最初から細かく見始めるとかなり止まりやすいです。

たとえば、

・申出書類
・添付書類
・施術管理者
・開始日
・変更届
・運用の細部

こうした話まで最初から全部見ようとすると、かなり疲れます。

最初の段階では、

・受領委任は請求の流れに関わる
・厚生局への申出が必要になる
・細部は後で足せばいい

このくらいで十分です。 (kouseikyoku.mhlw.go.jp)

⑦最初に押さえたいポイント

これから始める段階で、最初に押さえたいのはこの3つです。

1つ目は、受領委任は自動で始まるものではないことです。
取扱いを希望するなら、厚生局への申出が前提になります。

2つ目は、施術所か出張専門か、施術管理者は誰かなどで、必要な確認が変わることです。
だから、ネットで1本読んで終わりではなく、最終的には自分の形で確認する必要があります。

3つ目は、細部を全部覚える前に、流れの中で理解した方がいいことです。
受領委任だけ先に理解しようとすると、むしろ分かりにくくなります。

⑧これから始める人が詰まりやすいポイント

これから始める人が詰まりやすいのは、だいたいこの3つです。

1つ目は、受領委任を単独で理解しようとすることです。
本当は、同意書、カルテ、レセとつながっているのに、そこを切り離して見てしまうと混乱しやすいです。

2つ目は、制度の細部を最初から全部見ようとすることです。
最初の段階では、流れだけ分かれば十分なことが多いです。

3つ目は、厚生局への申出や確認を後回しにしすぎることです。
実際に使う前提があるなら、制度の入口だけは早めに確認しておいた方が整理しやすいです。

⑨最初は“全部理解する”より“位置づけを分ける”

訪問鍼灸を始める時に大事なのは、
最初から制度の全部が分かることではありません。

まずは、

・同意書は前提
・カルテは記録
・レセは請求
・受領委任は請求の流れに関わる仕組み

この位置づけを分けることです。

ここが分かるだけでも、頭の中はかなり整理しやすくなります。

⑩まとめ

受領委任とは何かを最初にざっくり言うと、
保険の請求の流れに関わる仕組み です。

最初のうちは、

・同意書
・カルテ
・レセ
・受領委任

を一気に全部理解しようとしなくて大丈夫です。

まずは、受領委任が
請求の流れの中のどこにあるのか
を分けて見た方が整理しやすいです。

細部は後から足せます。
最初に必要なのは、位置づけを混ぜないことです。

⑪次に読む記事

受領委任・償還払い・立て替え払いの違い|窓口負担と実務の言い方を整理する
訪問鍼灸のレセ・カルテ・同意書の基本|これから始める人が最初に押さえること
【初心者向け】訪問鍼灸を始める前に読むまとめ|働き方・開業・レセ・集客まで

⑫LINE導線

ここまで読んで、

・受領委任の位置づけをもう少し整理したい
・自分の形だと何を確認すればいいか相談したい
・制度の入口を順番で見たい

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