訪問鍼灸の集客前に整理すること|誰向けに何をやるか

訪問鍼灸を始める時に、いきなりチラシ、ホームページ、SNS、営業先を考え始めると、話が広がりすぎます。

集客しなければいけない。

営業しなければいけない。

何か発信しなければいけない。

そう思うほど、何から整えればいいか分からなくなります。

ただ、訪問鍼灸の集客で最初に必要なのは、集客方法を増やすことではありません。

先に必要なのは、誰向けに何をやるのかをはっきりさせることです。

この記事では、訪問鍼灸の集客前に整理しておきたい、対象、役割、対応範囲、断る線引きについてまとめます。

この記事で避けられること

この記事では、

  • 集客しなければいけないと思って、誰向けか曖昧なまま動いてしまうこと
  • チラシ、ホームページ、SNSを作っても、伝えたいことが定まらないこと
  • 対象が広すぎて、営業先も説明も全部ぼやけてしまうこと

を避けるための整理を置いています。

訪問鍼灸を始める時に、最初から必要なのは集客の手数ではありません。

先に必要なのは、誰向けにやるのかをはっきりさせることです。

訪問鍼灸の営業先を先に整理したい方は、以下の記事も参考にしてください。

訪問鍼灸の営業先はどこか|最初に声をかける相手と順番

誰向けか

  • これから訪問鍼灸を始めたい人
  • 営業や集客の前に、自分の軸を整理したい人
  • 誰に何を伝えればいいか分からない人
  • 対象が広すぎて、話がぼやけている人

訪問鍼灸を始める流れ全体を先に見たい方は、以下の記事も参考にしてください。

訪問鍼灸を始める前に読むまとめ|働き方・開業準備・必要なもの

結論|集客より先に、誰向けに何をやるかを決める

先に結論を言うと、訪問鍼灸を始める時に最初に整理した方がいいのは、

  • 誰に来てほしいのか
  • 自分は何をする人なのか
  • どこまで対応するのか

この3つです。

ここが曖昧なまま集客を始めると、

  • 営業先が広がりすぎる
  • 説明がぼやける
  • 必要な媒体も決まらない

という状態になりやすいです。

だから、最初にやるべきなのは、集客方法を増やすことではなく、対象と役割を絞ることです。

なぜ「誰向けか」が先なのか

訪問鍼灸は、何でもできますと言った方が強そうに見えることがあります。

でも実際には、その言い方だと相手に残りにくいです。

たとえば、

  • 高齢者全般
  • 在宅の人全般
  • 通院が難しい人全般

こういう言い方は、間違いではありません。

ただ、広すぎると、誰にも強く残りません。

一方で、

  • 高齢者の訪問に対応している
  • 通院が難しい方に対応している
  • 在宅や施設での訪問鍼灸をしている

このくらいまで絞ると、相手の頭に残りやすくなります。

最初のうちは、広く取ることより、相手が紹介しやすい形にすることの方が大事です。

ケアマネや介護現場との関わり方は、以下の記事でも整理しています。

訪問鍼灸のケアマネ連携|報告・共有・距離感でズレないために

最初に整理したいこと

最初に整理したいのは、次の3つです。

誰に来てほしいのか

対象を広げすぎると、営業先も伝え方もぼやけます。

最初は、

  • 高齢者中心なのか
  • 在宅中心なのか
  • 施設も含めるのか
  • 家族の相談も受けるのか

このあたりを切った方がいいです。

自分は何をする人なのか

「訪問で鍼灸ができます」だけでも間違いではありません。

でも、少しだけ輪郭がある方が強いです。

たとえば、

  • 通院が難しい方への訪問鍼灸
  • 在宅や施設での訪問鍼灸
  • 高齢者の生活の中で身体を見る訪問鍼灸

このくらいです。

どこまで対応するのか

ここが曖昧だと、あとで運用が崩れやすいです。

  • 訪問エリアはどこまでか
  • 保険でやるのか、自費も含むのか
  • 家族対応や相談はどこまで受けるのか
  • 施設は含むのか

このあたりを先に見ておくと、営業先や紹介先も絞りやすくなります。

訪問鍼灸を始める時の必要物や準備は、以下の記事でも整理しています。

訪問鍼灸を始める時に必要なもの|最初はいらないものも含めて整理する

対象が広すぎると何が起きるか

対象が広すぎると、最初のうちはだいたいこの3つが起きます。

1つ目は、説明が弱くなることです。

何でもできます、という言い方は、一見広く見えます。

でも、相手からすると紹介しにくいです。

2つ目は、営業先が広がりすぎることです。

誰に会えばいいのかが決まらず、結局動きにくくなります。

3つ目は、必要な媒体も決まらないことです。

チラシに何を書くか。

ホームページで何を伝えるか。

SNSで何を出すか。

全部がぼやけます。

最初のうちは、広げることより、絞ることで伝わりやすくする方が大事です。

最初は「何でもできる」より「何の人か分かる」の方が大事

訪問鍼灸を始める時に大事なのは、最初から大きく見せることではありません。

必要なのは、何の人かが一言で分かることです。

たとえば、

  • 訪問で鍼灸ができます
  • 高齢者や在宅の方に対応しています
  • 通院が難しい方への訪問に対応しています

このくらいでも十分です。

最初から全部を盛り込むと、むしろ分かりにくくなります。

紹介する側も、

「この人はこういう時に相談できる」

と分かる方が動きやすいです。

営業チラシの考え方は、以下の記事でも整理しています。

訪問鍼灸の営業チラシはなぜ埋もれるのか|ケアマネ側から見ると「みんな同じ」に見えている

営業先や媒体は、対象が決まってから考える

営業先も、チラシも、ホームページも、SNSも、本来は対象が決まってから考えるものです。

対象が決まっていないのに媒体から作ると、

  • 誰向けの内容か曖昧
  • 営業先と発信内容が噛み合わない
  • 見た目だけ整って中身が弱い

という状態になりやすいです。

逆に、対象と役割が決まっていれば、

  • 誰に会うか
  • 何を伝えるか
  • 何を載せるか

がかなり整理しやすくなります。

だから、集客方法を考える前に、誰向けに何をやるかを先に決めた方がいいです。

チラシ・ホームページ・SNSを始める順番は、以下の記事でも整理しています。

訪問鍼灸の集客|チラシ・ホームページ・SNSを始める順番

断ることも先に考えておいた方がいい

断ることを先に考えておくのも、誠意の1つです。

最初のうちは、来た相談を全部受けた方が広がるように見えることがあります。

でも実際は、対象も対応範囲も曖昧なまま全部を受けると、あとで自分の運用が崩れやすいです。

だからこそ、誰を受けるかだけでなく、誰を受けないかも先に考えておいた方がいいです。

そして、断る時は雑に切るのではなく、丁寧に伝える方がいいです。

  • 今は対応していないこと
  • 自分より合う先があること
  • 必要なら別の相談先を案内すること

このあたりを落ち着いて伝えるだけでも、印象はかなり変わります。

意外ですが、こういう丁寧な断り方から、あとで別の紹介につながることもあります。

何でも受けることが誠意ではありません。

自分の対象と範囲を守ったうえで、丁寧に断ることも、十分に誠意です。

最初のうちに考えすぎなくていいこと

最初のうちは、考えすぎなくていいこともあります。

  • 完璧なキャッチコピー
  • 全部の人に刺さる説明
  • 大きな市場を一気に取りに行くこと
  • 最初から全部の媒体を持つこと

ここを最初から狙いすぎると、動けなくなります。

まずは、

  • 誰向けか
  • 何の人か
  • どこまで対応するか

ここだけで十分です。

まとめ

訪問鍼灸を始める時に、集客より先に整理した方がいいのは、

  • 誰に来てほしいのか
  • 自分は何をする人なのか
  • どこまで対応するのか

この3つです。

ここが決まっていないまま動くと、営業先も、チラシも、ホームページも、SNSも全部ぼやけます。

最初に必要なのは、集客の手数を増やすことではありません。

対象と役割を絞ることです。

さらに、誰を受けるかだけでなく、誰を受けないかまで考えておくと、運用が崩れにくくなります。

ここが見えてからの方が、営業も発信もかなり整理しやすくなります。

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